美術館めぐりに行ってきました。
かねてからぜひ見たいと思ってた2つ。
束芋 、熊谷守一
束芋展@横浜美術館
タイトルは「断片の世代」
束芋さんの記事が雑誌等に載っていて、
非常に興味を持っていたのです。
「団塊の世代」に対して、70年代生まれを「断片の世代」と表現した束芋さん。
いや、ウマいこと言うなー。これ非常に共感しました。まさしくそれです。
80年代はもっと断片だと思いますよ。
束芋さんがどういう意味合いで「断片の世代」と言っているのか、かなり深いと思う。
簡単に書くことはできないです。
すみません(汗)。ちょっとめんどくさい。
雑誌とかで言ってるんですけど、ちょっとググっただけでは見つかんなかったです。
要は(僕が思うには)、
団塊世代はみんなで集まって力を発揮したのですが、
個々人そろぞれ多様化したってことだと思います。
日常生活も雑多になり、これさえやればOKという時代ではなくなってしまったってことだと思う。
毎日がめまぐるしく動き、ひとつひとつが情報となって断片化している。
断片の世代は、断片のようにこじんまりしちゃったのですが、
個々に活躍できる時代になったということを言ってました。
いやいや。
束芋さんは「活躍」というか、さらにもっと上を目指している世代だと言ってますが。
で、束芋展見てきました。
すごいアバンギャルドです!
で、単にアバンギャルドだ!(終了〜)ってわけではないと思いました。
絵のほかに映像作品がいくつかあるのですが、
発想力がホントぶっとんでる。
え"・・・冷蔵庫の中に入って、洗濯機の中から出てきたときは、
爆笑してしまいました。
常識に捕らわれない発想するのが芸術家の仕事ですが、
あらためて、常識というものを疑ってみると面白いことが出来るなーって思いました。
もっと、ぶっとんだ発想をしちゃってもOKかもなっ♪
ってすごくスカッとした気分になりました。
うーーーむ。良かった。
束芋さん。ありがとー!!
で、袋池の豊島区立熊谷守一美術館に行ってまいりました。
池袋ってあまりガチで歩いたことないけど、
ちょっと歩くと、閑静でなんとも下町ちっくないい感じの街なのですね♪
熊谷守一美術館はほんと小さくて、
さっさと見れば3分で全部みれちゃうくらい。
絵とか、昔はウマイんだけど、
だんだんシンプルになっていくんです。(よくありがちなパターンですが・・・。)
この人、めっちゃ不器用なんだなー、もしくは、そういう境地に達したのか?。
おそらく後者ではあると思うのですが。
今の時代だと、
何をやるにしても、器用でないとダメじゃないですか・・・。
上(束芋さん)でも書いたように、
生活が雑多になりすぎて、
今の時代は、不器用?でも熱のこもった仕事が評価されることって無いよなーー。
でも、シンプルなだけに、
もの凄く印象に残る。
グサっとささるものがありました。
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